お知らせ

孫からのメッセージ!

2024.09.17

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おはようございます。
このところ毎週末孫がやってきます。嬉しいやら、心と体の準備がいるやら、何かと気ぜわしい週末ですが、不思議なことにお散歩に連れて行き彼の目を通して見る外界は、普段見慣れている公園の風景、地面の雑草さえ目新しく見えてきます。ちょっとした段差(草)にもバランスを崩し転んだりしますが、両手をついて前のめりに倒れたことに安心したり、立ち止まり警戒しながら散歩する人をじっと見やり、次から次に現れる犬に指をさしながら「ワンワン!」と興奮気味に同調を求められたり、家の中で過ごすときと大きく異なった反応を見せます。きっと初めてに近い経験は、もち得るアンテナを方々に張り巡らし、物事を察知しようとしているに違いありません。見るものすべてを、このように新鮮な眼差しで見つめられるのもきっと今しかないとも思います。家に戻り食事をし、満腹、安心と疲れで一気に眠りに落ちてしまいます。精一杯生きることの大切さを孫から教えられます。今日も1日頑張らねば!

カテゴリ:発達

「ごっこ」の深まり

2024.09.10

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いよいよ模倣遊びも具体性をもったイメージへと進んできています。お水という変化に富む素材を直接手先で扱いながら、指先の感覚を鍛え、具体的な玩具によって人との関係性や、時間経過、母親、お客さん、店員さん等の役割を演じることで、なりきる(つもり)を何度も行うことで、それぞれのやるべきことや口調のイメージを自分の心の中で確実なものにしていこうと、楽しみながら努力しています。

ここで必要になってくるのが相手の存在です。一人では面白くない、自分のイメージ通り、感謝の言葉を言ってもらったり、食べさせたり、布団をかけてあげ、お世話することで、大人の役割や子どもとしてどんな言葉を発信したらよいかなどを身につけていきます。このやり取りを試すためにはどうしても大人や仲間が必要になるのです。

しかしまだ仲間はそこまで相手の気持ちを汲み取って、自分の世界には入っていくことができません。この段階では大人の配慮がまだまだ必要なのです。その気にさせてくれる大人の反応があってこそ、子ども自身は心の満足を得ることができるのです。

素材との接点、人との接点、この二つの環境は、今の2歳児クラスさんにとって、大切な必要欠くべからざる時間です。大人が意識して関われば、子どもたちの想像上のイメージ作りはとても充実していくことでしょう。だからそのイメージの元となるお話、絵本はなおさら必要となります。ご家庭でどうぞ親御さんのお膝の上、添い寝の時間、わずかな時間でも良いのです。子どもたちの安心と想像力の根元を育ててあげてください。これこそ物には代えられない「一生の宝物」になることは間違いありません。

カテゴリ:発達

リスク管理の大切さ

2024.09.10

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おはようございます。
先日の火曜日、久しぶりの園庭に、子どもたちが飛び出したときのことでした。立派に育ってきた玄関わきのオリーブの木で「ひやり」とすることがありました。木から枝が出ているのですが、その高さが丁度子どものくびの高さぐらいになってきたのですが、その「Y」の部分に頭を挟んで身動きが取れなくなった子どもがいました。保育士がすぐに気付き大事には至りませんでしたが、改めて子どもの思わぬ行動と育っていく樹木にも危険が潜んでいることを教えられました。
オリーブにはかわいそうなことですが、その日のうちに問題部分をカットし、間髪を入れず職員で集まり、報告と他の自然にも危険が潜んでいないかを検討しました。

カテゴリ:生き物と子ども

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