お知らせ

おむつ外し 焦らないで

2023.12.16

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おはようございます。
13日中日新聞(家族 SDGs 健康 子育て)に表題の記事がありました。多くの親御さんが「トイトレ」なる子どもの段階段階に悩ましさを感じておられます。調査では第一子のおむつが外れた時期は「3歳前半30.4%」、「4歳後半17.4%」「3歳後半15.2%」の順になっています。これは発達の時期に合わせた配慮であるためとても良い傾向であるといえますね。
膀胱(尿をためられる)、行動(トイレまで一人で行く→服下着を下げられる→便座に座る)、言葉(意思の表明=サイン)の発達が伴うまでは、誘う、サインをよく見ているなどが必要ですね。うまくいかないことが普通だと考えた方がよさそうです。子どもからしてみれば焦らず「大丈夫だよ」と笑顔で見守っていてくれる親のサインこそ一番安心できることだと思います。ストレスを感じる時も多々ありますが、ひとり一人異なるのが難しさでもあり、嬉しさ、やりがい、我が子への愛着にもつながるはずです。
子どもたちが最も信頼している人はご家族です。ぶれず、慌てず、怒らず、暖かく安心できる雰囲気が、子どもたちの心をおおらかにしていくと思います。大変だからこそ大人の緊張や嫌悪感が伝わらないことが肝心です。それには日々の生活の僅かな楽しい一瞬を作り出し大切にしていくことですね。行ってらっしゃい。

カテゴリ:子育て

自然豊かな環境と発達

2023.12.14

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たくましい 足腰 遊びで勝ち取る!

広い園庭に一クラス!思う存分おもちゃと自然を使いこなせます。こういった場面も必要です。全クラスが園庭で遊んでいればこれだけ広い場所でも欲求が重なる場合があります。でも玩具はかなり余裕をもってそろえています、滑り台、ハウス、自然環境もたくさんあるので、激しく取り合うことはほとんどありません。人数が少なくなれば頭に浮かんでくる様々な発想、知恵は邪魔されることがないため、開放的な気分と遊びこんだという満足感を得やすくなると思います。同じような遊びを好む特定の仲間が見つかり、思う存分思う通りに行動できる、これこそ大切な「自己中心の世界」を存分に味わう経験なのです。危険以外は制約や、禁止、否定はほとんど必要ありません。この世界を満喫できれば、子どもたちはおのずと次の段階に発達の歩みを進めていきます。

成長発達とともに子どもたちは制約に耐え、譲る等の思いやりを身につけていかなければならなくなります。このような言い方よりも「あそびに制約やルールを求める」を楽しむように思考が発達していく、が分かりやすいでしょうか?これは年中から年長にかけてですので、まだまだ先のことです。保護者の皆様も経験されたはずです!スポーツや室内遊びでの負けた悔しさ、勝ち誇った気持ち!困難があるから克服したくなる、同じルールだからどのように攻略するか、自分の体力、知力を駆使することの楽しさ!この心情はやがて「ひとりではつまらない」、「みんなでつくりだす」、「ひとつをみんなでつくりだすよろこび」へと進んでいくのです。「ひとり一つではなく一つを皆で成し遂げる」そうですサッカー、野球、ラグビーなどのスポーツ、演劇、集団ダンス、バレイ、オーケストラ等の表現活動は究極の集団美、集団の技量が一つの力を作り上げる活動です。そこにやりがいや自分自身を見つけていきます。

そのためには「自我、自己を作る段階(乳幼児前期頃)」がとても大切なのです。人間の発達を理解しておくことは、子育て、保育においてとても大切なことです。難しく考えすぎず大まかな時期や順序のみ確認できれば良いと思います。発達は個人差が大きいため他者と比較しすぎると「遅いことが気になる」悩みとなってしまいます。上記に触れたような本人の気付きは個々早い、ゆっくりがあるのです。おむつが外せる時期についても、1年程度異なることだってあります。焦らず本人の気付きや行動を待つことが大切だと思います。

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古謝美佐子 平和と子どもへの思い

2023.11.28



こんにちは。
祝日(23日)に「古謝美佐子さん」のコンサートを観に今池ガスホールへ行ってきました。古謝さんは沖縄の音楽を代表する人でもあります。9歳でレコードデビュー、1990年「ネーネーズ」のリーダーとして活躍、坂本龍一とのコラボ、作家五木寛之の「二見情話」大和口訳、夏川りみ、加藤登紀子がカバーする等、老若男女のミュージシャン【夏川りみ他、MONGOL800、そらなど、沖縄の若手ポップ・アーティストのレコーディングやコンサートにも積極的に参加している。沖縄での定期的な音楽活動はないが、「2000平和のステージinオキナワ」(2000年9月7日)、「スマトラ沖地震慈善コンサート」(2005年11月27日)や「第3回沖縄平和賞キャンペーン」(2006年9月8日)など沖縄県自治体イベントでは常連である。】とも共演しています。
コンサートは夫である演出家佐原一哉と2人で行われ、佐原氏が古謝さんの人となりをコミカルな話術で説明しつつ、沖縄戦の悲惨を伝え、「平和」を願うためのとてもホットな時間でした。代表的な楽曲は朝ドラ「ちゅらさん」の挿入歌であった「童神」。子どもの存在を神からの贈り物として大切に育てることを謳った素晴らしい曲です。間近に触れた歌声には、保育園の子どもたち、ご家族の笑顔、世の中の安寧を願い思わず涙が落ちました。

「童神(わらべがみ)」 作詞 古謝美佐子 作曲 佐原一哉 1997年  
てぃん(天)からの恵み 受きてぃくぬしけ(地球)に 生まりたるなぐしわ(我が思産子) わみぬむい(私こそ)育てぃ(育てる) イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー かなしうみなしぐわ(愛しい思産子) 泣くなよーや(泣くんじゃないよ) ヘイヨー ヘイヨー てぃだぬ光受きてぃ(お天道さんの光を受けて) ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー まささあてぃたぼり(どうかよい子に 何事もなく育ってね)

なちぬしち来りば(夏の節が来れば) しだかじゆうくてぃ(涼風を送り) 冬ぬしち来りば(冬の節が来れば) ふちゅくるに抱ちょてぃ(懐に抱く) イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー かなしうみなしぐわ 泣くなヨーや ヘイヨー ヘイヨー 月ぬ光受きてぃ(天の光受けて) ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー うふっちゅなてぃたぼり(大人になってね)

あみかじぬ吹ちん(雨風の吹き) 渡るくぬうちゆ(渡るこの世間) かじかたかなとてぃ(盾となって守るから) なしぐわ花咲かさ(思産子 花を咲かせてね) イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー かなしうみなしぐわ 泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー てぃんぬ光受きてぃ ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー たかっちゅなてぃたぼり(立派な人に成ってね)

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子どもと共に成長するのは大人?

2023.11.11

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仲間は 遊びの提示者でもあります

0歳児クラスの発達は目覚ましく、1時間前にできなかったことが目の前でできるようになることもしばしばあります。少し目を離したすきに発達は進むのです。しかし私たちでさえその瞬間を写真で残すことは難しいことです。子どもたちにとっては自分自身の勝ち取った発達を、一緒に喜んでくれる大人の存在を何より必要としていますので、カメラ片手にというわけにもいきません。

集団の場にいることは、誰かから何かしら影響を受けるということです。よくある事例ですが、きょうだいが多い家庭では、兄、姉、妹、弟と一緒に過ごすことで様々な心持が生まれます。自分より先の発達を行く存在に対しては、「憧れ(かっこいいな)」、「希望(あんなふうにやりたい)」等の意欲を持ちやすいと言えます。逆に年少者に対しては「弱い者、幼い者」に対するやさしさ、いたわりなどの感情が育っていくことが期待されます。劣悪な環境ではなくある程度の「嬉しさ」や「明るさ」がある家庭であれば、このような育ちの環境はたくましく育つため好都合だとも言えます。

保育園などの集団の場は上記の家庭環境に似通っています。「おもしろそう」と感じる他者の遊び方はとても刺激的です。また、年配者、日頃会ったことのない人、たまにお散歩ですれ違う人等、出会う場面も密度も異なる人との接点は、子どもたちの心の持ちように大きな影響を与えているはずです。子どもは三頭身でかわいらしく見えるようにできています。それはかわいがってもらうための人間が持ちおあわせた成長のための戦略でもあります。

私にも孫がいます。1日一緒にいると子育てが一段落した身には、孫が立ち去った後「どっと疲れが生じる」のも現実です。しかし、1時間も経たぬうちにまた会いたくなります。本当に子どもの持つ吸引力?は凄いとしか言えませんね。まったく!((*^_^*)

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教育の機会は子どもの選択を尊重すべし!

2023.10.19

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はい ここにはいってね!

今日も様々な発見と挑戦がありました。生き物(カエル・バッタ)は条件がそろうと突如現れることがあります。その体験が子どもたちの心の中で次の機会の期待へとつながります。さらに進むと「どんなところにいるのだろう」、「いつ頃出てくるのだろう」、「何を食べるのだろう」などの興味へと移っていきます。

「触れる」という自己の意思による行為は、体験を重ねるほどに、どのように持ったらよいか、「ここを強く持つとつぶれてしまう」、「足を持つと足を切り離して逃げていく」といった虫の身体の性質、戦略にまで思いを馳せることができるようになっていきます。秀でた意欲や能力が一人ひとりの子どもたちの誰のどこに潜んでいるかなどは、たとえ親ごさんであっても分からないことかもしれません。

だからこそ大人の影響をあまり強くすること【「気持ち悪い(虫を見ただけで)」、「キャーっと逃げる」】等の言動は子どもの前では慎まなければなりません。大好きで信頼できる人の反応は、子どもたちはそのまま受け取り真似をします。それによって昆虫、植物、両生類、魚、鳥などへの興味の道は閉ざされてしまうかもしれません。何も学者を目指そうなどと言っているのではありません、「選択の機会」を大人の先入観でなくしてしまってはならないと思うのです。子どもたちには選ぶ権利があります。どんなことに関心を示すかは子どもにより様々ですので、是非無理なく出会う出来事が、子どもたちの判断にゆだねられることを願っています。

集団の場であそんでいると自然に、同じ遊び方が好きな子で集まります。また、順番を待ったり、先を争うなどの場面が生じます。これがまさに子どもたちの学びの場面です。我慢ができない、怒ったり、悲しむこともあるでしょう。ですが、この心の動きがあるからこそ他者に譲ることもできるようになるのです。子どもたちの世界はさほど合理的ではないと思います。力でねじ伏せられる、勢いに押されたりすることも頻繁です。そんな機会があるから小中高と進むにつれ「人間関係の駆け引き」を身につけるための下地が出来上がっていくのです。一足飛びに「礼儀正しさ」等が身につくことはあり得ませんね。

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