お知らせ

卒園生、転園生のみなさん5

2023.04.27

長寿会の皆様 ありがとう 楽しかったです!
4月27日 午後
今日はとても天気が良くて、子どもたちの心も弾んでいたと感じます。心が緊張している様子がまだまだうかがえますが、遊び始めているところを見ると、余裕も出てきたように思います。というところで連休がやってきます。この不規則感やまた元の気持ちに戻っていく経験も、子どもたちにとって必要な時間です。人生にはこんなことがこれから数知れず訪れます。ご家族の皆様も忘れてしまっているかもしれませんが、こうして心も身体も大きくなってきたはずです。人間は忘れられるから生きていけますね。嫌なことに押しつぶされそうになっても、時間が解決してくれることはご承知の通りです。
さて、今日は海門地区の長寿会さん12名様が、草刈り、草抜きを行うため保育園を訪れてくれました。子どもたちの中に入って行っていると、最初は近づかない子どもたちも、少しづつ距離を縮めていきます。中には草花(カラスノエンドウ)の笛を作り、上手に音を出されるおばあさまもおいでになり、不思議そうに聞いていました。遠慮もありますが、お互いに慣れていくことで距離も近しくなっていくことでしょう。人生の達人の皆様は手際も良く、草取りも整然と実に要領を得て行っていきます。ご高齢であるにもかかわらず見事な手さばきです。
実はこの機会は、保育園で行っているフードバンク(主催はNPO)に来ていただいた長寿会の会長さんとお話しているときに決まったことです。双方が交流することで、お互いの交流を図ることが最大の狙いです。2~3人の方が子どもたちにも、話しかけたりしてくれました。最初はこれで良いのです。人間同士が親しくなるには時間がかかります。機会があることが何よりも大切です。こうしてこれからも様々な世代、地域の人々に保育園の子どもたち、保育士と関りを作っていこうと思います。保育園が地域にとって必要な存在となることが、結局は危険や災害が生じたときの大きな力になってくれます。また、「気心が知れる」ことは、「どうしているかな?」、「だいじょうぶかな?」、「たすけなければ」等の心につながっていきます。地域にお世話になっているとか、お互い助け合える関係性は、とても素敵だと思いませんか?わずらわしさも時にはあるのがお付き合いです。しかし、人間同士が助け合うことほど尊い関係、生きている大きな意味はないと考えます。「なければ作ればよいのです」、「千里の道も一歩から」、次の機会を楽しみにしていきます。

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

卒園生・転園生の皆さま4

2023.04.26

『雨の日の保育園』26日午後
雨の日は園庭に出られないため、子どもたちの心と体を上手にコントロールしてあげなければなりません。園庭のように自由度が少ない室内では、より人的環境の準備が子どもの状態を左右すると言えます。要するに「保育力が物を言う」こととなります。保育(子ども集団)は熟練者でも、毎日が「学び」であるという構えを持っていないと、子どもの心を見落としてしまうこともあります。ひとり一人の成長発達について責任を持つことは、たやすいことではありません。だからこそやりがいを感じる職務でもあります。

れんげ組(1歳児クラスの保育室での遊びについて)
もう少し月齢が高くなる、またお互いの関係性に遠慮がなくなる(慣れる)と、お互いの欲求がぶつかる(おもちゃの取り合い、人の取り合い)ことも起きてきます。今はまだ様子をうかがっている空気感があります。大人においても同じような手順を踏み「同じ」とか「違う」を見つけ出し、自分の好みにマッチしていれば、たとえ異なる反応をしている相手であっても、そこが一緒に遊びたいという動機につながることがありますね。すべてはこれからだと思います。
一人当たりが過ごす面積が大きければ(園庭のような)、自分から行動を起こさないうちは、他者と行動が重なったり、同じものを使おうと欲求が重なり合う場面も少ないはずです。ですからこの時期の保育室は、仲間の行動も確認しやすい、行動や言動も良く見聞きできます。逆に入園したばかりの頃は、クラスの皆が寂しさを共有し、一緒に泣いている、気持ちを同調させているといっても良いでしょう。「連鎖反応」と受け取られる状況は、「寂しさ」においても「楽しさ」であっても、向いている方向は同じ「気持ちの共有」ではないでしょうか。
寂しさ、体調が悪く機嫌が悪い時は絶対的安心存在である「ご家族」、あるいは「保育士という存在」が安心を伝えるために、非常に気と体を遣うこととなります。我がまま(幼児期以後)以外で泣いている状態の子は、どの年齢(乳幼児)であれ放置は絶対にできません。「抱っこしてないと泣き続ける」これは当たり前の反応です。個によってその反応に強弱があるだけで、人肌は「安心」であることに間違いはないのです。よく「抱き癖がつく」とか言いますが、そんなことはあり得ません。これは大人のいいわけです。子宮の中にいたころから、赤ちゃんはお母さんの声、鼓動のリズムを感じ「安心」を得ています。科学的に立証されている事実は、生まれた後も同じです。空腹や病気、排泄等の不快以外は、たとえ母親でなくても安心できる環境が、人の暖かさ、肌触り、小気味のいい揺れであることは間違いないのです。

カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!

統一地方選挙

2023.04.26

おはようございます。今日はまとまった雨が降るようです。周期的に変わる天気も春らしさですね。
統一地方選挙が終わりました。投票率は前回を下回る結果となり、政治に対する関心の低さに恐ろしさを感じます。こうして知らない間に、現政権は自分たちの都合のいいように権力をゆるぎないものとしていくのです。学術会議、原発、敵基地攻撃等、代表議員制民主主義は、国会という一部の人間の採決によって、法案が次々と可決されていきます。多くの検討事項を束ねて法案提出し、十分な議論も為されることなく、法律として決定される過程から、一般市民に災いを被りかねない事態が懸念されます。その時となってはもう遅いと思います。
権威主義国家(ロシア)は、とうとうネットを通じて召集令状を発出するようになっています。最新技術が国民に対する義務の強要として利用されることで、なお一層権威主義が我が物顔となっていくことでしょう。人間は「権威欲」、「金銭欲」、「食欲」、「性欲」において限度を超えてしまうと、破滅への引き金を引くこととなります。その状況に巻き込まれる前に、ひとり一人の力を元に改善していかなければなりません。特に多くの人を巻き込みかねない「権威欲」については、民主主義においてもよくよく監視の目を向けていかないと、権力者の好き勝手になってしまいます。
立候補者不在の無投票も目立ちます。原発のある地域でもこのような状況が発生し、地元市民の考えが反映されていない原発使用期限延長、推進はおかしな話だと感じます。議員となるには現行ではお金もかかります。しかしこのような時こそSNSなどの現代技術を使用し、今までにない方法で市民の代表者となる機会も作れます。(実際に行っている事例もある)私自身もスマフォや通信手段の高度化には中々ついていけず、対面が大切という考えが優先する世代ですが、学ぶ必要性は大いに在りと認めます。機会を見つけひとつ一つの問題点を挙げ、自分事として一緒に考えてみましょう。行ってらっしゃい。

カテゴリ:私見

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