卒園生、転園生のみなさんへ23
2023.06.02
6月2日 人としての成長 朝
おはようございます。今日は大雨の予報です。災害がありませんように。
さて、身近な世界にも人間の心の闇によって引き起こされる出来事が増えています。長野県の立てこもり殺人事件、高齢者の親族殺人、闇バイトに巻き込まれる若者、あおり等無謀な運転、どれも心の未発達、コントロール不全、他律的思考が元で起きていると考えられます。事件、事故として報じられている「闇」はほんの氷山の一角のような気がしてなりません。
どうしてこのようなことが起きてしまうのでしょうか?闇バイトに関わってしまい、強奪した金庫を移送中に高速道路でトラックに追突され亡くなった若者の父親が、育て方について後悔しておられました。(5月30日NHKクローズアップ現代)「反抗期すらほとんどなく、順調に育っていた」、「亡くなった後に闇バイトに関わったことを知った」、「事実を信じられなかった」、父親はどうしても理由が知りたかったため、仲間関係、本人の事績を追いました。
親元を離れ一人暮らしをしていた本人は、変化と言えば髪を染め始めた程度。大学の授業には出席していました。良い仲間にも恵まれ普通の生活を送っていたはずが、なぜかホストクラブのバイトを始めた。仲間が何度も繁華街で働くことに反対し説得したが、報われず夜の街で働くようになってから、何らかの理由で闇バイトに関わってしまった。本人は後悔している様子だったが、結果は自らの死とつながりのないバイト仲間の、「かける言葉はありません」との取材記録でした。
父親は「幼少期、挫折を体験する前に、手前で手を差し伸べてしまった」、「小さな挫折を体験させておくべきだった」と自己の子育てを後悔されておりました。大きな心の痛手、ケガにつながる状況は大人が取り除くことが必要です。「かわいい子には旅をさせろ」と言われてきました。それぞれの発達段階での適切な心と身体への負荷は、ひとり立ちし、世の中に対して適応した判断をしていく力の育ちになくてはならない機会です。私も含めて子どもは自分の所有物ではないことを自覚するとともに、子どもの力を計りながら失敗を経験させていくことの大切さを思わずにはいられません。行ってらっしゃい。
雨の日でも子どもはパワー全開!夕刻
子どもたちの遊びへのエネルギーはとても大きく、雨の日でもそのパワーは健在です。体を動かすことで日々成長している心と体は、出来事を全身を使って感じようとしています。ボールは一つだけを見るとその性質に遊び方は限定されてしまいますが、器(箱、入れ物)があることで、様々な楽しさへの発見へとつながっていきます。単なる投げるからぶちあける、入れる、運ぶ等、発想も考えも膨らみ遊びの楽しさを追求していきます。これが遊びこむという状況ではないでしょうか。物と動きを意図的に結び付けていくためには、物的環境を整える必要があります。思いつき、遊びを発想するのは子どもたちの自発を待ちます。
要は予測と計算に基づき環境を準備することが、子どもの思考を刺激し、様々な身体使いを自分で発見し夢中になる(遊びこみ)時間を作っていくのです。そのヒントは子どもの今現在の発達を正確に把握しておくことだと思います。たとえ子どもが食いつかなくても、いくつもの方法を用意しておくことが、その発達を支援する結果を生むはずです。保育士の思う通りになるなど、おこがましく考えていると、その目的に向かって子どもを意図的に操作(強制)することにつながってしまうこともあります。主体はあくまで子どもです。遊び方を提示することは問題ないですが、選択は子どもたちがしなければなりません。
おはようございます。今日は大雨の予報です。災害がありませんように。
さて、身近な世界にも人間の心の闇によって引き起こされる出来事が増えています。長野県の立てこもり殺人事件、高齢者の親族殺人、闇バイトに巻き込まれる若者、あおり等無謀な運転、どれも心の未発達、コントロール不全、他律的思考が元で起きていると考えられます。事件、事故として報じられている「闇」はほんの氷山の一角のような気がしてなりません。
どうしてこのようなことが起きてしまうのでしょうか?闇バイトに関わってしまい、強奪した金庫を移送中に高速道路でトラックに追突され亡くなった若者の父親が、育て方について後悔しておられました。(5月30日NHKクローズアップ現代)「反抗期すらほとんどなく、順調に育っていた」、「亡くなった後に闇バイトに関わったことを知った」、「事実を信じられなかった」、父親はどうしても理由が知りたかったため、仲間関係、本人の事績を追いました。
親元を離れ一人暮らしをしていた本人は、変化と言えば髪を染め始めた程度。大学の授業には出席していました。良い仲間にも恵まれ普通の生活を送っていたはずが、なぜかホストクラブのバイトを始めた。仲間が何度も繁華街で働くことに反対し説得したが、報われず夜の街で働くようになってから、何らかの理由で闇バイトに関わってしまった。本人は後悔している様子だったが、結果は自らの死とつながりのないバイト仲間の、「かける言葉はありません」との取材記録でした。
父親は「幼少期、挫折を体験する前に、手前で手を差し伸べてしまった」、「小さな挫折を体験させておくべきだった」と自己の子育てを後悔されておりました。大きな心の痛手、ケガにつながる状況は大人が取り除くことが必要です。「かわいい子には旅をさせろ」と言われてきました。それぞれの発達段階での適切な心と身体への負荷は、ひとり立ちし、世の中に対して適応した判断をしていく力の育ちになくてはならない機会です。私も含めて子どもは自分の所有物ではないことを自覚するとともに、子どもの力を計りながら失敗を経験させていくことの大切さを思わずにはいられません。行ってらっしゃい。
雨の日でも子どもはパワー全開!夕刻
子どもたちの遊びへのエネルギーはとても大きく、雨の日でもそのパワーは健在です。体を動かすことで日々成長している心と体は、出来事を全身を使って感じようとしています。ボールは一つだけを見るとその性質に遊び方は限定されてしまいますが、器(箱、入れ物)があることで、様々な楽しさへの発見へとつながっていきます。単なる投げるからぶちあける、入れる、運ぶ等、発想も考えも膨らみ遊びの楽しさを追求していきます。これが遊びこむという状況ではないでしょうか。物と動きを意図的に結び付けていくためには、物的環境を整える必要があります。思いつき、遊びを発想するのは子どもたちの自発を待ちます。
要は予測と計算に基づき環境を準備することが、子どもの思考を刺激し、様々な身体使いを自分で発見し夢中になる(遊びこみ)時間を作っていくのです。そのヒントは子どもの今現在の発達を正確に把握しておくことだと思います。たとえ子どもが食いつかなくても、いくつもの方法を用意しておくことが、その発達を支援する結果を生むはずです。保育士の思う通りになるなど、おこがましく考えていると、その目的に向かって子どもを意図的に操作(強制)することにつながってしまうこともあります。主体はあくまで子どもです。遊び方を提示することは問題ないですが、選択は子どもたちがしなければなりません。
カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!
卒園生、転園生のみなさんへ22
2023.06.01
自然を通じた感動!の力 6月1日 朝
おはようございます。週末に接近する台風は、何とか南海上通過で難を逃れそうです。少しほっとしましたが、まだまだ油断せず見守っていきましょう。
世界も日本も殺伐としたニュースが続いていますが、今朝は「心温まるお話」をいたします。
昨日の園庭は「モンシロチョウ」が翔び交い、のどかな風景が広がっていました。そんな時園庭を駆け回り、園を見学に来た人にまで「自らの力で蝶を捕まえたこと」をはじけんばかりの笑顔で知らせていた園児さんがいました。よほど嬉しかったのでしょう、駆け回る姿、満面の笑顔にその感動がみなぎっていました。普段は草花を集めたり、静かに遊んでいることが多い女の子、でも「自分で見つけ、捕まえた喜び」は、誰かに伝えたい強い思いが我を忘れて誰かれなく話したい感動に結びついたのでしょう。その思いはきっと心の中を明るく照らし、意識しなくても、これから生きる人生の中で役立つ時が来るでしょう。
人生は苦しい時の方が多いかもしれません。しかし、自然の美しさ、素晴らしさを体験した子は、決して曲がることがない真っすぐな心根を自らに育てていき、時に心が閉ざされても、再び立ち上がることができるようになっていくのです。そんな遠い未来も見据え、一瞬一瞬の子どもたちの感動を見過ごさず、心を分かち合う大人でありたいと願います。その後女の子は蝶を逃がしてあげることを自ら決め、そのことを共に感動してくれた実習生の先生に告げたのでした。😢
子どもたちの姿から学ぶ爽やかな心に感謝し、今日も過ごしていきましょう。行ってらっしゃい!
雨の日は・・・
これからは雨の季節。室内で集中できる遊びを、本人がたくさん見つけられるように環境を整えておくことも必要です。雨の中お外では遊べませんが、見て聞いて触れて雨を感じ、絵本の世界に想像力を働かせる時間も作りたいですね。子どもたちは非現実の想像の世界に浸ることが大好きです。もちろん絵本はイメージを膨らませるだけではなく、めくる、口に入れるなどをすることで、形や重み、匂いなどを感じていくものでもあります。そして一人で見るよりも必ず話し手を求めます。母さん父さん、保育士の膝に座り、優しい言葉と慣れ親しんだ大人の声によって、心は落ち着き安心していきます。時々大人の顔を見ては、どんな思いなのか、「笑っているのか、泣いているのか、怒っているのか」、その表情をみて、感情を学んでいきます。
子どもたちの生活には「お話」と同じようにストーリーがあります。もちろんクライマックスも、ちゃんと心の中で「楽しみ」として待ち受けています。大人におもしろい表情や、お決まりの表現を求める時、「今か今かと待ちわびる」このワクワク感は、まさに心の中のクライマックスを楽しんでいるのです。
雨の日はお外へ出られない分、親子であるいは保育士とイメージをたくさん作り上げていくには良い時です。園庭で遊んだ時の、お散歩へ行った時の、海や川へ行った時の想い出とともに、嬉しさ、安心の感情を追体験しながらイメージを確かにしていく絶好の機会でもあるのです。これらの豊かな想像の世界は、必ず見立て、つもり、ごっこなどの遊びとなって子どもたちに戻っていきます。そして豊かな感性、豊かな人との関係性を築いていく上の重要な要素となっていくことでしょう。
おはようございます。週末に接近する台風は、何とか南海上通過で難を逃れそうです。少しほっとしましたが、まだまだ油断せず見守っていきましょう。
世界も日本も殺伐としたニュースが続いていますが、今朝は「心温まるお話」をいたします。
昨日の園庭は「モンシロチョウ」が翔び交い、のどかな風景が広がっていました。そんな時園庭を駆け回り、園を見学に来た人にまで「自らの力で蝶を捕まえたこと」をはじけんばかりの笑顔で知らせていた園児さんがいました。よほど嬉しかったのでしょう、駆け回る姿、満面の笑顔にその感動がみなぎっていました。普段は草花を集めたり、静かに遊んでいることが多い女の子、でも「自分で見つけ、捕まえた喜び」は、誰かに伝えたい強い思いが我を忘れて誰かれなく話したい感動に結びついたのでしょう。その思いはきっと心の中を明るく照らし、意識しなくても、これから生きる人生の中で役立つ時が来るでしょう。
人生は苦しい時の方が多いかもしれません。しかし、自然の美しさ、素晴らしさを体験した子は、決して曲がることがない真っすぐな心根を自らに育てていき、時に心が閉ざされても、再び立ち上がることができるようになっていくのです。そんな遠い未来も見据え、一瞬一瞬の子どもたちの感動を見過ごさず、心を分かち合う大人でありたいと願います。その後女の子は蝶を逃がしてあげることを自ら決め、そのことを共に感動してくれた実習生の先生に告げたのでした。😢
子どもたちの姿から学ぶ爽やかな心に感謝し、今日も過ごしていきましょう。行ってらっしゃい!
雨の日は・・・
これからは雨の季節。室内で集中できる遊びを、本人がたくさん見つけられるように環境を整えておくことも必要です。雨の中お外では遊べませんが、見て聞いて触れて雨を感じ、絵本の世界に想像力を働かせる時間も作りたいですね。子どもたちは非現実の想像の世界に浸ることが大好きです。もちろん絵本はイメージを膨らませるだけではなく、めくる、口に入れるなどをすることで、形や重み、匂いなどを感じていくものでもあります。そして一人で見るよりも必ず話し手を求めます。母さん父さん、保育士の膝に座り、優しい言葉と慣れ親しんだ大人の声によって、心は落ち着き安心していきます。時々大人の顔を見ては、どんな思いなのか、「笑っているのか、泣いているのか、怒っているのか」、その表情をみて、感情を学んでいきます。
子どもたちの生活には「お話」と同じようにストーリーがあります。もちろんクライマックスも、ちゃんと心の中で「楽しみ」として待ち受けています。大人におもしろい表情や、お決まりの表現を求める時、「今か今かと待ちわびる」このワクワク感は、まさに心の中のクライマックスを楽しんでいるのです。
雨の日はお外へ出られない分、親子であるいは保育士とイメージをたくさん作り上げていくには良い時です。園庭で遊んだ時の、お散歩へ行った時の、海や川へ行った時の想い出とともに、嬉しさ、安心の感情を追体験しながらイメージを確かにしていく絶好の機会でもあるのです。これらの豊かな想像の世界は、必ず見立て、つもり、ごっこなどの遊びとなって子どもたちに戻っていきます。そして豊かな感性、豊かな人との関係性を築いていく上の重要な要素となっていくことでしょう。
カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!
卒園生、転園生のみなさんへ21
2023.05.31
5月31日【食料輸入依存国 日本】

おはようございます。東海地方は5月に何十年ぶりかの梅雨に入ったことが発表されました。季節訪れにも環境変化の影響が表れているようです。雨は農家にとっては待ちに待った天からの恵みです。気象予報士は「あいにくの雨」という言葉は禁句だということです。大雨による災害は危惧されますが、過去の災害を忘れることなく備えながら、雨の季節に豊作と情緒を楽しめる感性も持ちたいものです。
【七十二候が小満の末候に変わり、初冬に蒔かれた麦が小麦色に熟す頃になりました。刈り取りを待つ麦畑は、一面黄金色に輝き、新緑がまぶしいこの頃にコントラストが際立ちます。収穫期を迎えたこの時期を「麦の秋・麦秋 (ばくしゅう)」といい、旧暦4月の異名にもなっています。麦がたわわに実り、麦にとっての収穫の「秋」であることから名付けられました。雨が少なく乾燥した季節ですが、まもなく梅雨が始まります。そんな麦秋の候には、「麦」に因んだ言葉がたくさんあります。この頃に麦の穂を揺らしながら吹き渡るさわやかな風は「麦嵐」「麦風」「麦の秋風」、また、そよぐ穂を「麦の波」、降る雨を「麦雨 (ばくう)」といいます。麦の種蒔きや刈入れにぴったりな日は「麦日和」。そろそろ麦わら帽子も大活躍と、まさに ”麦尽くし” の季節です。】
麦にも様々な種類(大麦、小麦、ライ麦、エン麦)があります。日本人に馴染み深いのは、小麦と大麦でしょうか?小麦はおよそ2000年前に日本に伝わりましたが、製粉技術(うす)が発達していなかったため、普及するのは江戸時代以降になります。うどん、和菓子、すいとん等今も人々の食生活を支え、栄養価も高く、大麦は健康食としても知られています。
ところが日本は小麦をほとんどを輸入に頼っており、高値となり家計を圧迫しています。直近のウクライナ、ロシア戦争によって世界でも輸出入が滞おり、貧しい国では飢餓も発生しているのが現状です。日本は元々米食文化ですしアレルギー問題も考えると、コメの自給率をあげ、同じく栄養価が高い米粉パンなどへの転用も考えていくべきかもしれません。食文化が多様となり何でも手に入る日本社会ですが、世界の事情を考えると、少しばかり我慢や忍耐をしていくのは「恕(思いやり)」の心を大切にしてきた日本人がなすべきことだと思います。行ってらっしゃい。
【自己中心でないとならない時期】 夕刻
まだまだ自己中心性を充実している途中ですので、おもちゃは一つでなくて二つあっても物足りません。譲ることができるのは満足しきったときだけ、発達から考えると、同じ物を二つ持っていても譲ることができない場面は多々あります。この発想は年長以降の子どもには通用しますが、2歳前後では分からなくて当たり前と考えたほうが良いです。
しかし、集団生活をしていると、他者が泣いているのを見て、「かわいそう」と感じることも、経験を重ねることで芽生えてくる感情のようです。不完全ですが、小さい子に優しくする、泣いている子を労わろうとする姿勢も見受けられるようになります。圧倒的に強い自己中心性を無理に「他者の中の自分」に引き込んでしまうと、逆に我慢が心の傷、欲求の不満足となり年長を越えても、自己中心性から抜け出せない心を作る場合もあります。「いけないことはいけないこと」ですが、強いトーン、口調で否定することは極力避ける必要があるのが、今の乳児期です。強く否定されると子どもたちは安心感を持てません。恐怖感は心の「臆病」への道案内であると心得ておく必要があります。友だちに手が出る、力づくで物を奪う等ケガや相手を傷つけてしまうことが予想される時は、直接止めに入らなければなりませんが、落ち着いた時にしっかりとお話しする、叱った後はしっかりと抱きとめる、絵本を読む、一緒に遊ぶなどを必ずしてあげることが大切です。子どもは叱られれば心がしぼみますが、自分が間違ったことを分かってもいます。大人への信頼はこのバランスある対応につきます。要するにダメ押しやしつこい叱責は、逆効果になるということです。
子どもも大人も心のバランスを保つことで、毎日を楽しく有意義に過ごすことが可能となります。そのバランスを欠いた時、心も体も病となってしまいます。子どもたちは未熟であり、うまく保っていくことができない対象と考えましょう。最近では大人もバランスを崩し心の病を発症しています。子どもはなおさら大切に、寛容に、おおらかにが必要な対象だと思います。

おはようございます。東海地方は5月に何十年ぶりかの梅雨に入ったことが発表されました。季節訪れにも環境変化の影響が表れているようです。雨は農家にとっては待ちに待った天からの恵みです。気象予報士は「あいにくの雨」という言葉は禁句だということです。大雨による災害は危惧されますが、過去の災害を忘れることなく備えながら、雨の季節に豊作と情緒を楽しめる感性も持ちたいものです。
【七十二候が小満の末候に変わり、初冬に蒔かれた麦が小麦色に熟す頃になりました。刈り取りを待つ麦畑は、一面黄金色に輝き、新緑がまぶしいこの頃にコントラストが際立ちます。収穫期を迎えたこの時期を「麦の秋・麦秋 (ばくしゅう)」といい、旧暦4月の異名にもなっています。麦がたわわに実り、麦にとっての収穫の「秋」であることから名付けられました。雨が少なく乾燥した季節ですが、まもなく梅雨が始まります。そんな麦秋の候には、「麦」に因んだ言葉がたくさんあります。この頃に麦の穂を揺らしながら吹き渡るさわやかな風は「麦嵐」「麦風」「麦の秋風」、また、そよぐ穂を「麦の波」、降る雨を「麦雨 (ばくう)」といいます。麦の種蒔きや刈入れにぴったりな日は「麦日和」。そろそろ麦わら帽子も大活躍と、まさに ”麦尽くし” の季節です。】
麦にも様々な種類(大麦、小麦、ライ麦、エン麦)があります。日本人に馴染み深いのは、小麦と大麦でしょうか?小麦はおよそ2000年前に日本に伝わりましたが、製粉技術(うす)が発達していなかったため、普及するのは江戸時代以降になります。うどん、和菓子、すいとん等今も人々の食生活を支え、栄養価も高く、大麦は健康食としても知られています。
ところが日本は小麦をほとんどを輸入に頼っており、高値となり家計を圧迫しています。直近のウクライナ、ロシア戦争によって世界でも輸出入が滞おり、貧しい国では飢餓も発生しているのが現状です。日本は元々米食文化ですしアレルギー問題も考えると、コメの自給率をあげ、同じく栄養価が高い米粉パンなどへの転用も考えていくべきかもしれません。食文化が多様となり何でも手に入る日本社会ですが、世界の事情を考えると、少しばかり我慢や忍耐をしていくのは「恕(思いやり)」の心を大切にしてきた日本人がなすべきことだと思います。行ってらっしゃい。
【自己中心でないとならない時期】 夕刻
まだまだ自己中心性を充実している途中ですので、おもちゃは一つでなくて二つあっても物足りません。譲ることができるのは満足しきったときだけ、発達から考えると、同じ物を二つ持っていても譲ることができない場面は多々あります。この発想は年長以降の子どもには通用しますが、2歳前後では分からなくて当たり前と考えたほうが良いです。
しかし、集団生活をしていると、他者が泣いているのを見て、「かわいそう」と感じることも、経験を重ねることで芽生えてくる感情のようです。不完全ですが、小さい子に優しくする、泣いている子を労わろうとする姿勢も見受けられるようになります。圧倒的に強い自己中心性を無理に「他者の中の自分」に引き込んでしまうと、逆に我慢が心の傷、欲求の不満足となり年長を越えても、自己中心性から抜け出せない心を作る場合もあります。「いけないことはいけないこと」ですが、強いトーン、口調で否定することは極力避ける必要があるのが、今の乳児期です。強く否定されると子どもたちは安心感を持てません。恐怖感は心の「臆病」への道案内であると心得ておく必要があります。友だちに手が出る、力づくで物を奪う等ケガや相手を傷つけてしまうことが予想される時は、直接止めに入らなければなりませんが、落ち着いた時にしっかりとお話しする、叱った後はしっかりと抱きとめる、絵本を読む、一緒に遊ぶなどを必ずしてあげることが大切です。子どもは叱られれば心がしぼみますが、自分が間違ったことを分かってもいます。大人への信頼はこのバランスある対応につきます。要するにダメ押しやしつこい叱責は、逆効果になるということです。
子どもも大人も心のバランスを保つことで、毎日を楽しく有意義に過ごすことが可能となります。そのバランスを欠いた時、心も体も病となってしまいます。子どもたちは未熟であり、うまく保っていくことができない対象と考えましょう。最近では大人もバランスを崩し心の病を発症しています。子どもはなおさら大切に、寛容に、おおらかにが必要な対象だと思います。
カテゴリ:卒園生・転園生の皆さんへ!