お知らせ

オーガニックガーデン

2024.01.16





オーガニックガーデンをご存じでしょうか?曳地トシさん(庭師-NPO法人日本オーガニック・ガーデン協会代表理事と理事を務め、新聞・雑誌への執筆や記事のプロデュース、講演会の講師)は農薬や化学肥料を使用しない庭の管理や、安全な素材で使いやすく、環境に極力負荷をかけない庭のリフォームを提唱・実践しています。自然環境に配慮した庭づくりとメンテナンス、本物の素材を生かし、しかも安全で使いやすい庭、バリアフリーガーデン、自然の恵みを利用した循環型の庭づくりなど、地域の中で提案しています。
園庭も農薬は一切使わず自然のままに任せ、1年に1度は堆肥を根元に敷き、土が固まりすぎないようにしています。春先は野草が生えはじめ、雨季、夏場は雑草が高くならないように根こそぎ草抜きをするのではなく、5センチほどの高さでとどめて刈ると、自然にそれ以上は伸びなくなるそうです。この方法も実際に刈っていると納得がいきます。夏場は野草をグランドカバーとして生かし、輻射熱を防ぐことで園庭が高熱になることを防ぎます。果樹が多いため開花に合わせたくさんの昆虫や鳥が集まってきます。害虫が発生しても生き物の生体系は必ず天敵との共生関係にあり、影響しあいながらバランスを保ちます。
子どもたちにはたくさんの生き物にもぜひ出会ってほしいと願います。小さいころから多様な生き物と接点を持つことは、「世界は人間だけではないこと」を肌身を通し感じ、多様性を受け入れる心と身体を作っていくに違いありません。「自然に任すこと」は園庭に限らず必要な構えです。無暗に人間の思うようにコントロールせず、自然に任せ様子を視ていくことで、バランスや自然治癒できる力を身につけていくこともある程度必要だと思います。

カテゴリ:生き物・自然・人間

脳の活性化

2024.01.16



子どもたちは頭のなかで様々な段取りをしています。料理は認知機能の発達と維持にとても良いということです。なぜかというと手順や段取りを頭の中で整理するなど、脳の活動が活発化するからだそうです。
【川島教授(東北大学未来科学技術共同研究センター)は「調理を行うこと」によって、これまで取り組んでこられた音読や単純計算、他者とのコミュニケーションの実証事例に見られたような前頭連合野の活性化を実証しました。前頭連合野の活性化は、大人であればコミュニケーションや創造力等社会生活に必要な能力向上が期待でき、子どもであれば前頭連合野の働きである情操面や抑制力等、情緒の安定に結びつくと推測されます。】
料理に限ったことではなく、子どもたちにとっては「あそび」が脳の発達に関してとても大切な要素です。また、身体を使うことは様々な物理的身体感覚を身につけていくこと、不安や鬱屈等のネガティブな感情の解消にもにつながっており、脳の活性化と切り離すことができません。散歩の途中で意外と良いアイディアが浮かぶのも、気分を変え見る物が変わり、歩くことで血流が活性化されるなど様々な身体の変化がもたらす効用だと思います。
子どもたちが一見落ち着くことなく細かく動いているのも、自分の三半規管、肺機能、心臓の働きを活性化することで自らの成長を促しているように感じるのも間違ってはいないと思います。

カテゴリ:発達

災害は待ったなし!

2024.01.11

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明けましておめでとうございます。今年も子どもたちの成長を支援し、保護者の皆様に信頼していただけるよう努力を重ねていきたいと考えております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
しかしおめでたい出来事ばかりでは無いですね。元旦に能登半島で強い地震が発生、津波、地盤の液状化による家屋の倒壊、火災で多くの方が家を失い、避難所での不自由な生活を強いられています。日を追うごとに亡くなった人も増え心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
災害は時と場所を選びません。唯一の命を守るためあらためて日頃からの心と身体、持ち出し品等の準備の大切さを思います。地球で暮らす以上地下深くで活動する源の力には逆らうことができません。人間が築き上げた生活基盤を一瞬で破壊する力はどうすることもできないのです。せめて最悪を想像し記憶にとどめ、有事への対応を整然と行うのみです。その時に慌てることがないように、日頃から心も磨く必要があります。行ってらっしゃい。

カテゴリ:災害と自然復興

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